【ペライチの新ビジョンを公開/ペライチ移転パーティのようす】
かなり久しぶりの投稿になりました。
初めにいいます。今回はとんでもない長文になってしまいました!!
すみません!!
昨日はペライチの移転パーティでした。
ご参加くださった皆さま、お忙しいなか、お越しくださり誠に有難うございました。
そして、ご参加は叶わずともご調整くださった皆さま、お祝いをお贈りくださった皆さま、誠に有難うございました。お気持ち大変感謝申し上げます。
この度の移転パーティは、東京近郊の方で、昔からお世話になっている方、普段なかなかお会いできていない方を中心としてご招待させていただきました。普段お世話になっている方々をもっとお呼びしたかったのですが、限られたスペースで行うパーティでしたので、お声がけできなかった皆さま大変申し訳ございませんでした。お時間が許される際に、ペライチの新オフィスにぜひお越しくださいませ。
さて、昨日のパーティでは、下記のとおり弊社の新ビジョンを発表いたしました。
スタッフのみんなの想いをヒアリングし、私の方で悩みに悩んで作成し、新カルチャー部のリーダーとともにブラッシュアップしました。これまでのビジョンをベースとしてアップデートしたものです。
ペライチ新ビジョン
「つくれる」のその先へ
私たちは世の中の「つくりたい」を「つくれる」に変え
その先にある一人ひとりの 笑顔、成長、幸せ のために
お客さまに寄りそうサービスを提供しつづけます。
新ビジョンのコンセプト
メインである『「つくれる」のその先へ』自体は変わっていません。
「その先」をより明確に、かつ本質的にしました。
新ビジョンを考えるにあたって、まず全国のペライチユーザーさんとお会いしたときの風景、皆さんがペライチを使ったときの風景を思いだしました。
「え!?こんなにカンタンにページがつくれるの!?」
「自分で思い通りのページがつくれるなんて楽しい!!」
まずこんな風に【笑顔】になってくださるなあと。
次に全国のペライチサポーターさんにもお力を借りながら
『ページが「つくれない」から「つくれる」』
にかわったり、その先の
『ネットで売上を「あげられてない」から「あげられる」』
ようになったり、 そこにはユーザーさんの【成長】があるなあと。
そして、ペライチを通してユーザーさんにどうなっていただきたいのか?
これはず〜っと私のなかで変わらなくて、やっぱり【幸せ】です。
人生のなかの3分の1ほどの大事な時間をつかう「仕事」。
せっかくなら、
『自分の大好きなこと、得意なことを活かしてキラキラと輝いてほしい』
『それを通して、共感する人をファンにして幸せになってほしい』
それが願いでした。
たとえ売上があがったとしても、その先に幸せにつながってないと悲しい。そしてページをつくること自体や販促することに時間とお金を注ぎ込みつづけるのは本当にもったいない。自分たちが大好きな良いプロダクト、サービスを創ることに時間とお金をかけてほしい。それがユーザーさんの幸せにもつながり、ひいてはそれがユーザーさんのプロダクトやサービスを必要としている人たちの幸せにつながる。
やっぱり我々が追求すべきものは、ユーザーさんのお客さまの【幸せ】だろうと思います。
しかも、「一人ひとり」というものにこだわりたかった。私は月の半分近くは全国を飛び回って年間3000名ほどに講演させていただいています。実際にたくさんの方々とふれあい、話を伺って思うのは『人それぞれ違う』ということ。ペライチをつかう想いも人それぞれ。ペライチをつかって成したいことも人それぞれ。違うからこそ面白いし、尊い。だから「皆さんの」ではなく【一人ひとりの】にした。
この【一人ひとりの】【笑顔】【成長】【幸せ】のために我々は素晴らしいサービスを提供しつづけていく。ここで重要なのが『ペライチありき』ではないこと。ペライチはあくまでお客さまの悩みや課題を解決するめの『手段』でしかない。主役はあくまで一人ひとりのお客さま。
お客さまの課題に対する最適な手段やソリューションは時代によって常に変化していく。とくにITの世界は流れが早い。ペライチだって10年後、いや5年後に今のようなカタチのまま残っているかどうかはわからない。また違うカタチになっているかもしれない。でもそれは、お客さまのために。
将来、ペライチ以上の最適解を思いついたとき、我々はペライチに固執してはいけないと思う(もちろん個人的には可愛いサービスではあるけれど)。お客さまのために、我々は常に最適解を、理想を追い求め続けないといけない。そのときに我々が真に大切にしているものがペライチではなく【一人ひとりの幸せ】であれば、思い切って「いいね!皆さんの笑顔のため幸せのためにやろう!!」と明言できる。
そして絶対に入れたかってことのもう一つは【人や人の温かみ】。
それを今回は【寄りそう】ということばで表現してみた。
ペライチの『売り』は、使いやすいユーザーインターフェースやデザインもさることながら、私は【人っぽさ】や【人の温かみ】だと思っている。
私はペライチリリース時から2年以上、ユーザーさんからの全てのお問い合わせ、SNSでの投稿に目を通してきた。だからこそ誇れることがある。それは、多くのユーザーさんからのお問い合わせ文には
『ステキなサービスを有難うございます!』
『ペライチ大好きです!応援してます!』
『ペライチに日々助けられています!』
『ペライチなくしては事業はできません!』
『ペライチのない世界なんて考えられません!』
そんな文字が並ぶ。お問い合わせ文に、だ。
これは手前味噌ではあるが、凄いことだと思う。問い合わせをしたくて連絡をくださっているのに、まずは感謝を伝えてくださる。これはクリエイターチームが日々ユーザーさんのことを第一に想い、寄りそって開発をしてくれている結果だと思う。
そしてお問い合わせいただき、CSチームによる応対が済んだあとに多くの方が
『迅速にご対応いただきありがとうございました!』
『親切に丁寧にご対応いただきありがとうございました!』
そんなおことばをいただく。
これも、CSチームのみんながユーザーさんに寄りそって、ユーザーさんの気持ちになって対応してくれている結果だと思う。これらは私の誇りである。
山下チームの一角、営業チームもそう。彼等は熱い。
常にお客さま第一。それが山下チームの正義。
だから法人営業部ではなく『法人支援部』。
常にお客さまに寄りそい、お客さまの悩みを解決することを第一義とす。だからこそ5月に採用した法人営業専任としての第1号社員は、ITに全く無縁な介護器具の販売をしていた小峯さんだった。
ペライチやITの知識よりも、もっと大事な誰よりも相手に寄りそえそうな小峯さんにジョインしてもらった。だってITの知識なんて教えれば済むんだし、最悪の最悪、売上ゼロでも会社としてのリスクは給与分くらいでしょ。
一方、いくら「俺めっちゃペライチ売りまくれます!」って人がいたとして、お客さまに正しい届け方やペライチらしいお客さま想いの届け方をしなければ『ペライチらしさ』を毀損する。それは『ペライチブランド全体の損失』だ。売れば売るほどそれが拡大するのだ。正しいのはどちらか?それは明白だと思う。
小峯さんは優しい。人としての器も大きい。小峯さんにジョインしてもらって本当に良かった。俺は心からそう思っている。
【人や人の温かみ】そして【寄りそう】ものとして誇れること。そして他のスタートアップにはない『ペライチオンリーワンの誇り』として、私は間違いなく【ペライチサポーター】を挙げたい。
前にFacebookの投稿で伝えたんだけど
「我々はどんな価値を提供するのか?」
と同じくらい大事にしていることとして
『何を遺すのか?』
にもこだわっている。
我々は世の中にどんな価値を提供したいのか?
その答えは『一人ひとりの幸福』である。
我々はペライチを通して何を遺したいのか?
その答えは、『人と人の繋がり』 そして 『コミュニティ』 である。
コミュニティというのは単なるコミュニティでは意味がない、
より高尚な『利他的な、自分以外の人を想える相互扶助なコミュニティ』 だ。
その一人ひとりの幸福の実現というミッションをペライチとともに担ってくれている存在、それが『ペライチサポーター』である。
現在、全国に150名ほどのペライチ公認のペライチサポーターがいる。そんな彼等彼女等が、毎日どこかでペライチのセミナー、ワークショップ、小さな教室、個別相談会をひらいてくれている。
東京代表サポーターの添田さんなんて、本当に凄い方。
「ペライチのマニュアルつくったからサポーターの皆さん、つかってください!」
これが代理店だったら自分の資産だから外に出さないよね!?
さらに、先日のペライチ 2周年記念の感謝祭で
「全国で行われているセミナーを可視化してほしい」
というユーザーさんからの声があった。
当然、その提案は素晴らしいと思ったものの
一方できちんとしたものを作ろうと思うと
エンジニアやデザイナーの工数がそれなりにかかってしまう。
うーん、いつどうやってつくろうか。。
そう悩んでいた次の日だった。
「昨日ご要望のあったペライチセミナーのカレンダーつくりました〜」
なんと添田さんがペライチでセミナーのカレンダーをつくってきたのだ!
そのときに作られたカレンダーがこちら。
これペライチにお金払ってる自分のアカウントでつくったんだよ!?
しかも「セミナーがあれば私に教えてください!追加します!」だって。。
添田さんにはこちらからつくってくださいなんてお願いもしてないし、ましてや1円も払ってない!!!(添田さんホントごめん笑)
(私もセミナーやりまくっているが、添田さんに追加していただくのが申し訳なく、あまり伝えられてない笑)
でも、これなんだ!ペライチサポーターの素晴らしさってこれ!!
ペライチサポーターのコミュニティってその辺のコミュニティとは訳がちがう!!
そんな話をするとよく質問される
「ペライチサポーターのメリットって何なんですか!?」
その答えは「正直、ほとんどない」が正しい。
そんなわけがない!そう思う方もいらっしゃるだろうが、それが事実。
なぜなら、我々とペライチサポーターはメリットという契約でつながっているのではなく『想い』でつながっているからだ。だから私が全国飛び回っている。ただのペライチセミナーではなく『想い』を伝えている。
もっというと「サポーターとはメリットでつながりたくない」それが私の本音だ。
理由はシンプルで、ペライチサポーターを通して『ユーザーを増やしたい』のではなく『相互扶助なコミュニティを遺したい』から。だからサポーターとはメリットではなく想いでつながっていたい。そう思っている。
人としての幸せ、それを突き詰めて考えたときに、私の解は『人の温かみ』であり『人とのつながり』だった。もちろん国としてGDPを上げることや、昨今の地方創生のKPIとして掲げられている地方の平均所得の向上、いずれも大事だ。しかし真に大事なのは所得の向上でも金銭的な豊かさでもなく、心の豊かさであり、それを育むのが『人とのつながり』だと思う。
前述のとおり、私は月の半分近くを地方にいき、地域に住む人に触れ、皆さんの声を聴いている。その経験から、東京よりも平均所得の低い地方の方が、心が豊な人が多い。そう実感している。そうさせているのは、家族との、友人との、そして地域の人々とのつながりだと感じる。
『誰かのために何かをしてあげたい』
『誰々のために◯◯をすることが私の役割なんだ』
『若い世代に私の知識や経験を伝えたい』
ペライチを通して同じ地域のそんな人たちが集まり、つながり、そしてそんな人たちをみて「私もそんな生き方をしたい!」そう思ってもらい、そんな人たちが少しでも世の中に増えたのなら、ペライチはWebサービスを超えたステキなものになると思うし、日本はもっともっといい国になるんじゃないかな!そう思っている。これが私の遺したいこと。
いつかペライチがもしなくなったり、カタチが変わったとしても、ペライチを通して皆さんが得られた人とのつながりは残る。そしてこれからの時代だからこそ、テクノロジーの進化が加速していくこれからの時代だからこそ、それに比例して人とのつながりの価値もまた高まっていくのだと思う。
ITに強い企業はたくさんいる。
人に強い企業もまたたくさんいる。
でも両方強い企業はそんなにいない。
我々のアイデンティティはITでありテクノロジー。だからビジョンに【サービス】ということばを入れた。我々は日本で最もスタートアップが多く、ITが盛んな渋谷という土地で、ITサービスを開発、提供している。そんな我々だからこそ、
これからの時代はITだけじゃなく『IT × 人 』だよね!
そう掲げることに意義があると思っている。
以上が新しいビジョンと、それに込めた私なりの想いだ。
また、移転パーティにてペライチの新ロゴも公開されました。
正式リリースは7月中旬を予定しておりますので、楽しみにしていてください!
弊社デザイナー小川の力作です!!
元々候補としては23種類もあり、どれも捨てがたいステキなものだったのですが、役員陣、そして戦略顧問の泉さん、小川自身が満場一致で今回のロゴを選びました。
デザインもさることながら、コンセプトもとっても素晴らしく、本当にペライチらしいロゴです!早く皆さんにお見せしたい気持ちでいっぱいです!!
この度ペライチは、皆さまのご支援ご声援を賜り、スタッフも40名近くまで増え、お陰さまで道玄坂オフィスへと移転させていただく運びとなりました。これも一重に皆さまのお陰でございます。スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
ペライチは急成長のスタートアップではございますが『「つくれる」のその先へ』そして『1億総ホームページ時代』の実現には、まだまだまだ力不足であります。
これからも初心を忘れず、皆さまのご期待に応えられるべく、これまで以上に日々精進して参りますので、今後ともペライチをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
最後に、弊社新ビジョンにございますように、皆さまの【笑顔】【成長】そして【幸せ】こそが、私どもの喜びです!!
スタッフ一同、皆さまのご発展とご多幸を、心より祈念いたしております!!!
ではまた!
(これを機に、またブログ再開がんばります)
以下、当日の写真↓